今日からS病院で二泊の検査入院、細君付き添いで来ています。朝9時頃受付。
今日は経食道心エコー、明日がカテーテル検査です。
これによって心臓の状態が詳しく分かり、手術の方式などが明らかになるようです。
ところでこのS病院、この分野で日本有数の実績だけあって検査などで不安を感じたことはないですが、段取りがものすごく悪い・・・
段取りの悪さにやや不安
まず入院受付で、
「限度額認定証と保険証を出してください」
と言われ、「えっ??」
保険証は(今月外来で来てたものの)念のため持って来ていたのでよかったですが、限度額認定証は、外来の時に「今回登録しておけば次回からは大丈夫ですよ」と言われていたので持って来ませんでした。
そのように伝えたのですが、
「保険証と限度額認定証は入院の都度必要です」
と、にべもない返答・・・ちょっと不信感。次回持ってくることに。
その後病室へ行って看護師さんにこの後のことをいろいろ聞いたのですが、レントゲンと心電図と経食道エコーとあって、どういう順番で、とか、ただ部屋で待っていればいいのか時間になったら検査室に行けばいいのか等もよく分かっておらず、明日の段取りも不明確で、細君はいつ来ていつ頃帰れるとかも分からず、結局ナースステーションに自分で確認しに行く始末・・・看護師ごとに役割分担があるだろうからその人が全部知ってなくても良いとは思うのですが、入院係から事前に全体の段取りを教えてもらいたいなあ、と思いました。
しかも、それらの検査の後、明日のカテーテル検査の内容を午前中に先生から説明を受けることになっていたのですが(それにも家族付き添いが必要だとさっき知ったのですが)、なんと先生が14時まで外出している事が後から判明し、家族もそれまで待っているか、本人(筆者)の承諾の上、本人だけ聞くと言うことでも良いがどうするかと聞かれ・・・
細君は、子供達が学校から帰ってくる事もあり、説明だけという事なら、という事で経食道心エコーが終わったら帰ってもらうことにしました。
実績豊富なはずなのに、どうしてこんなにバタバタなんだろう・・・まあ、肝心の検査や手術の方は定評があるのであまり気にしなくてもよいのかもですが。
経食道心エコーは気付いたら終了!
11時頃から経食道心エコーでした。いわゆる経口の胃カメラと似たようなものです。胸の外側からの心エコーよりも食道からの方が弁の状態がよく見えるそうです。
で、今回は結論から言うとめちゃくちゃ楽で、気づいたら終わってた感じでした!
筆者はもともと胃カメラ含めそんなに苦手ではなく(腕の悪いところだとめちゃくちゃ苦しかったですが)、前回(S病院にかかり始めてすぐの頃)もそこまで苦しくはなかったのですが、今回はさらに麻酔の量を増やしてくれたらしく、喉の局所麻酔(ゼリーを喉のところで溜めるやつ)も二回、さらにスプレーをシュッシュとしてくれて、さらに眠くなる点滴をしてくれます。
で・・・目が覚めたら終わってました(笑)
1つ不思議だったのは、検査中、指示に従って息を吸って止めたりという事をする必要があると言われていたので、
「あれ?そう言うのってしなくてよかったんですか??」
って訊いたら、
「ちゃんとされてましたよ(^^)」
とのこと(笑)
諸々嬉しい誤算でした!
昼食
経食道心エコーは30分ほどで終わり、13時半頃から昼食でした。こんな感じです。
まあ、薄味で、ヘルシー!って感じのイメージ通りの病院食ですね(笑)
翌日のカテーテル検査の説明、そして弁形成で行けそうとの見立て!
その後、14時過ぎくらいに、いつもの内科の先生とは違う内科のF先生が説明に来てくださいました。
まず一番に気になっていた、弁形成で行けそうかどうかの改めての見立てですが、エコーの結果を簡単に見た感じだとやはり問題なさそうとのことでした(^^)
心カテーテルについては2つ目的があるのと説明。1つは手首の動脈経由で、心臓の周りにへばりついてる冠動脈の病気(狭心症とか)がないかのチェックと、もう1つは肘の静脈経由で心室や心房にバルーンを入れて、室内、房内(特に逆流で戻って来てる左心房)の圧力を見て逆流がどの程度かを見る検査とのこと。
その他、胃カメラや経食道心エコーと同じく、もし血管とかに傷がついて出血したりした時に緊急処置をします、的なことも含めて、同意書にサインします。まあ、そういう事はまずないから気にしなくていいとのことでした。
F先生からはその他にも、特に僧帽弁閉鎖不全の場合には自覚症状が出る前に弁形成で手術をした方が予後が良いと言うデータがある事や、弁形成での再発・再手術の心配はあまりいらない事(心臓の組織の強さの個人差や手術の腕にもよるものの)なども教えてくれました。
また、1つ気になっていた、この病気の原因に歯科治療が関係あるかも聞いてみましたが、弁の状態を見た感じだとそれは無さそうとのことでした。実はこの病気が見つかる少し前に、割と重い虫歯があって、神経を抜く治療のために歯医者に長らく通ってたんですよね。
胸部を強打したなどの外傷性の原因の事もあるらしいですが、ほとんどは原因は分からないらしく、突然なる人が多いみたいですね・・・
ついに噂の剃毛(・∀・)
そして16時頃、翌日の心カテーテルの事前儀式として名高い「剃毛」の時がついにやって来ました。
カテーテルは基本は上記の通り手首と肘からなのですが、実施して見て血管が細いなどの場合には急遽、鼠蹊部(ソケイブ:太ももの付け根)からに切り替える事があるそうで、その時のために恥ずかしい部分の毛を剃っておくという大変重要かつ豪快な儀式でございます。
バリカンを貸してくれるので自分で剃るのですが、剃った後の確認はやはりしてもらわねばならず・・・しかもつるんとした生まれたばかりのような姿を若い看護師さんに晒すという・・・
いやはやなんとも貴重な体験をさせて頂きました(笑)
夕食は18時頃、魚メインでした。
細君にLINEして子供達に見せたら、
「うわぁ、あんまり美味しくなさそう!」
ってww
さて、明日のカテーテルは、血管の内側に神経は無いので痛みは無いとのことですが、心臓に異物を入れるのがどんな感じなのか、まさにドキドキです・・・(・д・`。)
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