生還!そして帰って来たクリアな心音!:手術翌日

無事生還しました!

手術室に入ったらあっとう間に夢の中へ(いやいや夢すら見ずに)、気づいたらICUのベッドの上でした。

 

覚えているうちに時系列。

<1月9日>

9:00 手術開始

15:00 手術終了

17:00 覚醒!!

18:00 人工呼吸器抜去

<1月10日>

9:00 ICUで立ち座りのリハビリ

10:00 一般病棟へ移動

12:00 昼食

その後家族との面会、リハビリ、夕食などあって今に至る

 

手術後初めて目覚めて時刻を訪ねて「5時です」と言われた時、てっきり翌朝の5時かと思ったら、同日の夕方だと聞いて耳を疑いました(・∀・`。)

もっと麻酔盛ってくれよ〜なんて思いましたが(笑)、鎮静剤と胸に直接差し込んでる痛み止めのおかげで痛みは殆どありませんでした。

翌朝鎮静剤の点滴を抜くと、やはり少し痛みが出ましたが、それは胸に刺さってる痛み止めの穴の方と、肩凝りによる痛みでした。

9時頃になって今度は傷の方が痛くなってくると、胸に刺してる痛み止めを増やしてくれ、痛みは収まりました。

その後、昼食時と15時頃にも痛みが出たので、医師と相談して点滴の痛み止めにしてくれました。おかげで非常に快適です(^^) こういった痛みについては遠慮なく相談してくれればそれに合った痛み止めを出すので、とのことでした♪

 

今キツイのは、吸気の浅さですね。深く吸い込むと傷口に響いて痛いので吸い込めず、少し人と話したり流動食を摂ったくらいで息切れして、傷に響きます。

リハビリの看護師さんから、吸気は無理しなくても、吐く方を深く吐くことで肺も広がりやすくなる、と教わって、深く吐く呼吸法をたまにやる様にしています。

この苦しさは数日で収まるとのことです。

 

あと、何とも不思議だったのは尿管。目が覚めてから尿意がして、なんとか尿管経由で小水を出そうとしましたがうまくいきません。それで看護師さんに訊いてみると、なんとこれ、膀胱まで管が届いていて常に適宜排出されているんですね。これは便利(笑)尿意は管が入っていることによるものかも知れず、慣れたら無くなりました。

抜く時は痛いのか訊いてみたら、痛いというより違和感があるとのこと。まあそうでしょうねw

 

リハビリは今日から早速行いました。まず朝9時頃、ICUのベッドで起き上がったり立ち上がったりを何回かします。

そして夕方16時頃、一般病棟の廊下を軽くウォーキング。

術後にずっと寝ていると胸に溜まった水に細菌が入ったりするリスクがありますし、早めに運動した方が肺も広がって早く呼吸がしっかりできるようになるので回復も早くなるようです。

 

さて、心音、改めて聴診器で聴かせてもらいました。術前の

ドクンシュー

ドクンシュー

が、見事に

トクン

トクン

という綺麗な心音になっていました!!

本当に感謝です!!

 

そうそう、そのどんなな感謝してもし切れない執刀医のT梨先生、午後病室にひょいっと顔を出してくださって(朝にもICUに来てくださいましたが)、

「どう?お!元気そうじゃない!これなら3日で退院できるね!」

と、ご冗談を(笑)

「いやいや、もう少しゆっくりさせて下さい・・・」

と一応返しました^^;

あと、T梨先生のペアで執刀してくださったのは若い女性のM田先生。こういう外科手術は後任が育つ様にメイン執刀医の横で部位を開いたりと言ったサポートで入ったりするのだとか。とってもしっかりされてて、こんな若い女性が心臓を切り開いたりなんてすごい事をされてるんだなあと敬服の至りでした。自分にはそんな事無理だなあ^^;

 

食事は、初回のみ流動食で、2回目からは普通の食事になります。

生還後初の食事(昼食)。息が浅くていきぎれで疲れるので残してしまいました・・・

夕食はいきなりフルボリューム!www おかゆにはなってますが・・・でも昼を残して空腹だったので完食しました(^^)

 

と、フルボリューム夕飯で息苦しくなってきたので、今日はこの辺で。いや、実際食べたり飲んだりする時の少しの呼吸の止まり具合でも、その後の回復の吸い込みが出来なくて結構苦しいんですよね。

いやはやそれにしても昨日一度心臓が止まって再度動き出したとは思えません。

明日もリハビリ頑張るぞー( ✧Д✧) カッ!!

今夜は睡眠導入剤を処方してもらってゆっくり寝ます(-_-)zzz

 

※回復の進度は年齢や体力、合併症などにより異なるため、あくまでも参考と捉えてください。

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コメント

  1. じろぽん より:

    手術お疲れ様です。
    そして無事生還おめでとうございます。
    大分調子良さそうで何よりです。

    心臓外科の先生はタフに手術
    をこなし細やかに気を配りながら軽口も忘れないって言うのは共通なんですかね?
    私の手術を執刀してくださったT先生もそんな人です。

    これからリハビリが少し大変だと思いますが頑張って下さい!

    • ei より:

      じろぽんさん、ありがとうございます。
      じろぽんさんの執刀医の方もそんな雰囲気がブログから伝わってきました。
      豪快な方が多いのでしょうか(笑)
      日々管が抜けて行き、自由になっていくのはいい感じです。

  2. kokoro より:

    えいさん、お帰りなさい。そしてお疲れ様でした。
    無事に成功されたとのことで、自分のことのように嬉しく思います。

    それにしても、もうブログがアップされていてびっくりしました。
    痛みのコントロール、適宜相談に応じて下さってよかったですね。
    リハビリも少しずつ進んでいるようで、御家族も安心されたことでしょう。
    一日一日、元気になっていかれると思いますが、大きな手術に変わりありません。くれぐれも無理なさらず、療養されて下さいね。

    • ei より:

      kokoroさん、ありがとうございます。
      はい、まずは無事に終わって良かったです。
      痛みよりも、息苦しいのが辛いですね。
      今ではだいぶ良くなりましたが。
      ゆっくりリハビリに励みたいと思います(^^)

  3. さわ より:

    えいさん 手術が無事終わって本当に良かったですね!
    ご家族もほっとされたのではないですか?(若いパパですものね)

    麻酔から夕方覚醒されたとの事ですが、そのタイミング?って私もその場合は思ってしまいそうです。そのまま出来れば一晩ずーっと眠っていたいですから・・・
    麻酔酔いみたいな吐き気とかは無かったですか?痛みも適切にコントロールされていて本当に先生方は優秀なんですね。

    私も明日が経過観察で病院に行くのですが、
    いつの日かこういう日が私にも来るのかなぁと思って読ませていただきました。
    でも元気に順調に回復されている様子をみてちょっと安心しました。
    今シーズンのスキーに間に合えばいいですね!

    • ei より:

      さわさん、ありがとうございます。
      早い覚醒で本当にびっくりしました。
      まあ確かに、可能な限り早く体を活動させてあげればあげるほど回復が良くなるという事のようですけどね^^;
      麻酔よいとかは全然無かったですね。
      痛みが無かったのが何より助かりました。
      私も先輩方のブログやアドバイスのお陰で心理的にもかなり楽な気持ちで手術に臨めました。
      私もその一助となれれば幸いです(^^)

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